滋賀県立彦根工業高等学校は、滋賀県彦根市南川瀬町に所在する公立の工業高等学校

「マイスター・ハイスクール事業」県大等連携プロジェクト　カーボンニュートラルを学ぶバイオディーゼルの精製について研修会

本校から１年生２１名と教職員３名が東近江市の「あいとうエコプラザ菜の花館」で取組みについて学びました。

「あいとうエコプラザ菜の花館」は、廃食油からバイオディーゼル燃料（ＢＤＦ）を精製され、そこで作られた燃料を使って、プラザの発電燃料に使用するだけでなく、コミュニティーバスの燃料としても使用されており、全国各地からも取組みを学びに来られる施設です。

今回生徒は、回収された廃食油からバイオ燃料への精製過程の実験をさせていただき、実際にその燃料で発電機により発電を行いました。また、菜種から油を搾油する体験もさせていただきました。生徒は終始楽しく体験を行い、廃食油とバイオ燃料に変化させる薬剤で分離し、加熱攪拌機を使用して、エステル交換反応により混ざり合うまでの過程を食いつくように見ていました。

１０月に種まきをした本校の菜の花は順調に育っており、今後このような取組みを本校でも展開していきます。